園内研修

Posted by on 5月 12 2012 | 保育について

若松保育園の園内研修が始まってから、早いもので2年がたとうとしています。

1年目は講師に毎月来ていただいて、講義と園内環境のチェックをしていただいていました。
最初は園の玄関の無秩序さをさんざん指摘されたことをよく覚えています。

2年目は2ヶ月に1度のペースになりました。
講義では繰り返し繰り返し、大事なことを教えていただきました。新人も中堅も初めて聞く内容から、これまで自分たちが当たり前だと思っていたことを根本から否定される内容まで、たくさんのことを話していただきました。
昨日と今日は、2年目の最後の研修でした。

この2年間で見違えるようになりました。
物的環境は言うに及ばずですが、こどもたちにとって重要な人的環境としての職員も、大きく成長しました。

最初の頃からずっと伝えてくださっているのは、「こどもの自立」を大切にするということです。こどもを見れば深い考えもなく、すぐにお世話したくなる職員も少なくありませんでした。 
こどもの声を聞くよりも、自分が指示を出すことのばかりの職員もいました。

一人ひとりの自立について、じっくりと考えることができるようになってきたと思います。
それでもまだはじまったばかりです。

こどもの成長にとって、しっかりとした保育ができる場所になるよう、今後も職員一同さらに精進します。

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