自分のことは自分でする

Posted by on 9月 01 2010 | 保育について

 こどもたちには、大きくなったときに自分のことは自分でするようになってほしいと思っています。
 そのために、われわれ大人がしなければならないのは、まずこどもたちの発達についてよく知ることです。こどもたちは、無意識に自らを成長させようとしています。いまその子がどういうことに興味を持ち、どのくらいのことができるのか。
 それがわかると次に、物的な環境を整えます。遊ぶときにも、「大人の手を借りないと遊べない」ではなく、すみれぐみの子でも「興味があるあそびは、自分でしたいだけできる」ように工夫します。
 できなくて援助を求めてきたときには、その場を解決するだけの援助ではなく、そのうちに自分で解決できるようになるような援助を考えています。中学生に数学の質問をされたときに、その答えを教えるのではなく、わからないことを調べる方法を教えてあげるのと同じです。

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